今日のデジタル世界では、オフィス間フォルダーや郵便・宅配便で送付される紙の文書は過去のものになりつつあります。利便性はかつてないほど高くなっているものの、どんな種類の電子通信にもリスクが伴います。機密のビジネス用メールや文書が本当に非公開であると、どの程度自信を持って言えますか?
タレスの公開鍵基盤(PKI)は強力な認証を実行することで、顧客データ、知的財産、法的・財務情報、従業員の記録といったあらゆる重要な文書を保護します。政府の規制(HIPAA、SOX、GDPRなど)によって義務付けられている場合でも、企業のビジネスニーズに積極的に対応する場合でも、エンドツーエンドの保護により、指定された人だけがデータを閲覧できるようになり、検証済みのデジタルIDに基づいて交換された文書の信頼性を証明します。
私たちの多くにとって、メールはビジネスに不可欠なアプリケーションになっています。また、ほとんどのメッセージに極秘情報が含まれていなくても、機密情報のセキュリティを確保するために特別な予防措置を講じる必要がある場合があります。タレスの安全なIDソリューションは暗号化プロセスを使用することで、指定された受信者のみが復号化できるメール暗号化を提供し、部外者からメールを保護します。
タレスのPKIは、暗号化とデジタル署名を使用してメールを安全に送信するためのシステムであるSecure Multi-Purpose Internet Mail Extensions(S/MIME:エスマイム)を使用しています。スマートカードやUSBトークンを含むタレスのソリューションはすべて、対称(秘密)鍵アルゴリズム(データ暗号化標準(DES)および高度暗号化標準(AES))と、非対称(公開/プライベート)鍵アルゴリズム(RSAおよび楕円曲線暗号(ECC))をサポートします。
オールインワンの利便性
タレスのPKI型ハードウェアソリューションは、デジタル署名に加えて、1つのデバイスで複数のセキュリティ機能を提供します。例えばスマートカードは、認証、エンドポイント保護、デジタル署名、メール暗号化、建物や安全なエリアへの物理的なアクセスに使用できます。
タレスのPKIスマートカードの詳細
タレスのPKI USBトークンの詳細