PKI 暗号鍵と証明書セキュリティ
PKIで使用される非対称鍵暗号のセキュリティを確保するには、秘密鍵を安全に保管し保護することが必要不可欠です。認証局(CA)のルート鍵が危険にさらされると、金融取引やビジネスプロセス、また複雑なアクセス制御システムの信頼性に悪影響が及びます。
そのため、PKI環境(特にビジネスプロセス、金融取引、アクセス制御に必要不可欠な環境)では、専用のセキュリティデバイスであるハードウェアセキュリティモジュール(HSM)を通し、最高レベルのセキュリティによって秘密鍵を保護することが非常に重要となります。タレスはこれらのソリューションを、オンプレミスでの業界をリードするLuna HSMとともに、クラウドでのアズ・ア・サービスとしては、革新的なタレス データプロテクションオンデマンド(クラウドベースのHSM)とともに提供します。
PKI暗号鍵管理のためのHSM
タレスのHSMはホストCAサーバーと連携して機能し、CAのルート鍵や下位CAの秘密鍵に、安全なハードウェアベースのストレージを提供するため、多くの企業が当社HSMを導入しています。オペレーティングシステムソフトウェアの外部で個別に管理および保存されるため、盗難、改ざん、秘密鍵マテリアルへのアクセスが防止されます。
タレスのHSMのハイライト:
- FIPS140-2検証済み
- ハードウェアで保護された鍵の生成、保存、バックアップ
- ハードウェアで保護されたデジタル署名
- PKI認証を受けたソフトウェアの更新
- ホストに依存しない二要素認証
- 運用上の役割の強制的な割り当て
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「セキュリティはクライアントにとって非常に重要である。お客様が望むレベルの信頼を提供することができるソリューションが必要だった。タレスのソリューションは、ビジネスの発展と拡大を妨げることなく、当社が探し求めていたセキュリティをもたらしてくれた。タレスのサービスに非常に満足している。」
- ProminvestBank ITリスク管理担当者、Maxim Shelemekh氏
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