タレスは日本のマイナンバーデータの保存と使用について定めるデータセキュリティ規制に企業が準拠できるようサポートします。このコンプライアンス規制には、データの漏洩、紛失、破損の防止と、データを取り扱う従業員およびデータを委託された第三者の監視が含まれます。
日本の個人のマイナンバーに関連したデータを取り扱う企業に対するデータセキュリティ要件は、主に日本の個人情報保護法(PIPA)1によって定められています。
要件には次のようなものが含まれます。
タレスは組織がこれらの要件に準拠できるようサポートします。
データの漏洩や紛失を防ぐためのベストプラクティスは、強力なアクセス管理と認証を透過的暗号化、統合された暗号鍵管理、そしてセキュリティインテリジェンスと組み合わせることです。タレスは、マイデータ情報を収集・使用する組織がPIPA規制への準拠を実現する上で役立つこれらのソリューションを提供します。
タレスのアクセス管理および認証ソリューションは、データセキュリティ規制に準拠するために組織が必要とするセキュリティメカニズムとレポート機能の両方を提供します。当社ソリューションは、機密データが保存されたアプリケーションにユーザーがログインするときに適切なアクセス制御を適用することにより機密データを保護します。また、幅広い認証方法とポリシー主導の役割ベースのアクセスをサポートすることで、資格情報の侵害や盗難、または内部での資格情報の悪用によるデータ侵害のリスクを軽減します。
スマートシングルサインオンとステップアップ認証のサポートにより組織はエンドユーザーの利便性を最適化し、必要な場合にのみ認証を行うことができるようになります。また、広範なレポートによりすべてのアクセスおよび認証イベントの詳細な監査証跡を作成できるため、企業はさまざまな規制への準拠が可能になります。
タレスのCipherTrust データセキュリティ プラットフォームは、さまざまなOSプラットフォーム、データベース、クラウド環境、ビッグデータ環境において、企業の多様な要件の下で保存データを保護する拡張可能な単一フレームワークを提供する唯一のデータ侵害セキュリティソリューションです。これにより総所有コストが削減され、シンプルかつ効率的な展開と運用が可能になります。
タレスの高速暗号化プログラム(HSE)は、ネットワークに依存しない移動中データの暗号化(レイヤー2、3、4)を実行し、サイト間、またはオンプレミスからクラウドへの安全なデータの移動を保証します。当社のHSEソリューションを使用することで、パフォーマンスを低下させることなく手頃なコストで、データ、ビデオ、音声、メタデータを盗聴や監視、また明白且つ秘密裡の傍受からより適切に保護できます。
これまでで最も包括的なデータプライバシー基準とされるGDPRは、組織がどこの国にあろうとも、EU市民の個人データを保持する全ての組織に対応を求められます。
クレジットカード及びデビットカードの決済処理事業者は、アカウントデータの処理、保存および送信に関する厳格なPCIDSSコンプライアンス要件に準拠する必要があります。
個人情報漏えいが発生した場合に、データ侵害報告義務の要件は、世界中の国々によって制定されています。それは管轄国で違いはありますが、ほぼ全てに「セーフハーバー」条項が含まれています。