次世代のハードウェアセキュリティモジュール(HSM)が、クラウド、オンプレミス、およびハイブリッド環境全体で妥協のない信頼を提供します。HSMは、重要なコラボレーションツールや文書共有、オンライントランザクションを保護するために使用されるデジタルID、アプリケーション、機密性の高い鍵マテリアルを保護します。
タレス Luna HSMは25年以上にわたって市場をリードしており、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境を含むすべての環境において、従来のテクノロジーと新しいテクノロジーのデジタルセキュリティ基盤となっています。タレスは、ビジネスニーズとコンプライアンスニーズを安全かつ効率的に満たす柔軟性を実現し、あらゆるユースケース、アプリケーション、業界、環境に対して、FIPS認証を取得した高保証の信頼の基点を提供します。
ハイブリッドHSMソリューションとは?
ハイブリッド Luna HSMは、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境向けに設計された業界唯一のHSMです。 オンプレミスのタレス Luna HSMとオンデマンド データ保護(DPoD)クラウドHSMサービスを組み合わせたハイブリッド Luna HSMは、ビジネスとデジタルセキュリティのニーズを満たすために適切なバランスを選択できる柔軟性と利便性を提供します。 ハイブリッド Luna HSMは、目的に合わせて設計されたハイブリッドソリューションにより、クラウド、ハイブリッド、およびオンプレミス環境間で、クローン作成、バックアップ、スケーリングのために鍵を自由に移動できる柔軟性を提供します。
ハイブリッド Luna HSMの仕組み
オンプレミスのLuna HSMとLuna クラウド HSMを簡単に展開・管理し、両環境で鍵マテリアルを自動的に共有します。
また、ハイブリッドLuna HSMを使用すると、PKIや証明書セキュリティなど、400以上のテクノロジーパートナーアプリケーションをコード署名までシームレスに統合でき、OracleやMicrosoftのCyberArk、TDEデータベースといったアプリケーション用の鍵を保護することができます。Luna HSMシリーズは、Java、PKCS#11などの業界標準インターフェースを使用して完全に統合されています。
あらゆるユースケース、あらゆるアプリケーション、あらゆる環境のあらゆる業界を保護
- 安全 - 鍵とデータの管理を常に維持
- 高い運用効率でコスト削減 - クラウドとオンプレミス間で鍵を自由に移動させられる柔軟性
- 統合 - クラウド、ハイブリッド、オンプレミスのLuna HSMアプリケーション統合全体で数百ものユースケースに対応するシームレスなセキュリティ
- 将来を見据えた設計 - 暗号機敏性に優れ、目的に合わせて設計されたハイブリッドソリューション
ハイブリッド対応のユーザビリティ
- 安全なバックアップ - 両方のLuna HSM(オンプレミスとクラウド)を自動鍵レプリケーション機能を備えたバックアップ用HSMとして使用可能
- ハイブリッドな信頼の基点 - オンプレミスのLuna HSMやクラウドプロバイダーがホストするLuna クラウド HSMサービスから、DPoD Luna クラウド HSMサービスへの移行、またはその逆方向での移行。鍵はその2つの間を安全に移動
- 信頼性 - 両方のLuna HSM(オンプレミスとクラウド)を、1つのHSMが使用できなくなった場合に備えてスタンバイとして使用することで、パフォーマンスを最適化しSLAを維持
- スケーラビリティ – 両HSMで効果的なワークロード分散が可能
- Luna HSM(オンプレミスとクラウド)を使用することで、クラウドとオンプレミス間でアプリケーションをバーストし、ピークパフォーマンス要件をサポート
安心感を提供
オンプレミスのLuna HSMを使用する場合でも、DPoD Luna クラウド HSMサービスを使用する場合でも、重要な鍵は常にFIPS 140-2レベル3認定のHSMに安全に保存されますのでご安心ください。