タレスが提供するクラウド HSMサービス、Data Protection on Demand (DPoD:オンデマンド データ保護) はオンラインサービスで、さまざまなクラウドベースのHSM (ハードウェア セキュリティ モジュール)の機能を提供します。タレスのクラウド HSMサービスを使用することで、すべてのアプリケーションとサービスにわたって共通の信頼の基点を確立し、暗号鍵を保存および管理すると同時に、常に鍵を完全に制御することができます。HSMは、データ暗号化鍵の暗号化や復号化、シークレット(パスワード、SSH鍵など)の保護など、環境全体で暗号化操作を実行するためにも使用されます。
タレスのハイブリッド Luna HSMで常に制御しながら、クラウド環境、ハイブリッド環境、オンプレミス環境間を自由に移動できる柔軟性を活用し、目的に合わせて設計されたハイブリッドソリューションでクローン作成やバックアップなどを行うことができます。
オンラインマーケットプレイスからクリックするだけで必要なサービスを展開でき、サービスのプロビジョニングやセキュリティポリシーの追加も簡単で、使用状況レポートをわずか数分で取得することができます。Data Protection on Demand は、クラウド サービスの使いやすさとともに、FIPS 140-2 レベル 3 認定のハードウェア ベースの HSM セキュリティを提供します。Luna クラウド HSMは、次のようなさまざまなユースケースで利用できます。
- デジタル署名
- コード署名
- PKI
- ブロックチェーン
- IoT
Data Protection on Demand (DPoD) では、CyberArk、Microsoft、Oracle TDEといった、重要なセキュリティパートナーとの統合に関連するLuna クラウド HSMサービスのラインナップを拡大し続けています。