ゼロトラストの世界に向けたデータセキュリティ
組織は、既存のITインフラを最大限に活用しながら、クラウドサービスを導入しています。また、ハイブリッドワーカーやリモートワーカーの課題にも適応しています。そのため、従来の境界線防御によるセキュリティ概念は、ますます適用しづらくなっています。現代のモバイルおよびクラウドファーストの世界で安全に運用するために、組織はデータそのものを保護し、誰がデータにアクセスできるのかを制御する必要があります。
タレスは、データ保護、アクセス管理、および認証におけて世界的リーダーです。タレスは、世界で高く信頼されている企業が、クラウドセキュリティの簡素化、規制コンプライアンスの遵守、リスク低減の達成を支援します。機密データを検出、保護、そして制御する当社のソリューションにより、組織はゼロトラストセキュリティを実現することができます。タレスは、クラウドやデータセンター、ネットワーク全体など、機密データがどこに保存されていても、それらのデータの検出および保護、そしてアクセス制御をサポートします。
検出 – 保存されている機密データを検出して分類
機密データ全ての保存場所を把握している組織は、全体の4分の1未満にすぎません。データセキュリティと規制コンプライアンスは、ハッカーよりも先に機密データを見つけ、保護することから始まります。データにはさまざまな形式があり、オンプレミスやクラウド、バックアップと、さまざまな場所に存在しているため、この作業は複雑なものとなります。タレスの高度なデータ検出および分類サービスにより、世界中の企業や組織、また政府機関は、機密データの保存場所を特定し、データをリスク別に分類し、堅牢なセキュリティ対策を自動的に適用することができます。
保護 – 保存中、通信中、使用中の機密データを保護
組織の60%は、これまでに少なくとも一度はデータ侵害を経験しています。現在、ほぼすべての組織が機密データをクラウドに保存し、デジタルテクノロジーを利用しているため、データ侵害はますます深刻なものになっています。驚くことに、DX環境におけるデータ保護のために暗号化を導入している企業は、わずか30%未満でした。タレスの最新のデータセキュリティソリューションにより、組織はさまざまなデータストレージ、プラットフォーム、IT環境において、あらゆる種類の機密データを保護することができます。タレスの統合された暗号化、鍵管理、ハードウェアセキュリティモジュール(HSM)ソリューションにより、組織はデータ保護を簡素化し、クラウドやデータセンター、ネットワーク、ハイブリッドIT環境全体で、保存場所にかかわらずデータを制御しながら、運用の複雑さを軽減することができます。
制御 – 機密データへのアクセスを簡素化および自動化
半数近く(46%)の組織が、クラウドにおけるデータとプライバシーの保護はより複雑であると考えています。その複雑さは、クラウドプラットフォームやサービス、ユーザー、環境が増えれば増えるほど増大します。タレスのアクセス管理、認証、およびシングルサインオンソリューションは、すべてのアプリケーションへのシンプルかつ安全なゼロトラストアクセスを可能にすることで、組織がデータ侵害のリスクを軽減できるよう支援します。また、一元化された鍵管理ソリューションは、複数のオンプレミスおよびクラウドシステム全体での管理を合理化することで、企業が事実上あらゆる状況において、機密データに対して適切なセキュリティ制御を適用できるようにします。タレスのソリューションにより、組織はすべてのデータ、アプリケーション、ユーザー、場所へのアクセスを保護および制御し、コンプライアンス規制に準拠することができます。
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