- CipherTrustの透過的暗号化ソリューションは、データの保存場所を問わずデータ保護を実現し、組織がコンプライアンス要件を満たすことを支援します。
- 新たなクラウドサービスには、無停止で暗号化するLive Data Transformationや異常活動を継続的に監視するRansomware Protectionが含まれます。
世界をリードするテクノロジーとセキュリティのプロバイダーであるタレスは、CipherTrust Data Security Platform as-a-Serviceを通じ、CipherTrust Transparent Encryption (CTE)の提供を開始したことを発表しました。CTEは、アプリケーションや基盤インフラを変えることなく、複雑な環境でも透過性が高く、高性能な暗号化を実現します。タレスは、クラウドサービスの機能を継続的に拡張させ、データセキュリティサービスの利用方法に対する選択肢を顧客に提供することに尽力しています。また、データの保存場所を問わず、コンプライアンスの遵守や機密データを安全に保護できるよう支援しています。
CipherTrust Transparent Encryptionは、マルチクラウド、オンプレミス、コンテナ環境など、データの保存環境に関わらず、顧客がコンプライアンスやベストプラクティス要件を満たしたデータ保護を行えるよう支援します。
CipherTrust Transparent Encryptionは、以下の機能を提供します。
- Live Data Transformation は、ダウンタイムなしで暗号化を実装する、特許取得済みの独自機能です。アプリケーションをオフラインにすることなく、データを暗号化し、鍵交換を行います。アプリケーションやインフラに変更を加える必要がなく、透過性が担保されます。
- Ransomware Protection は、異常な入出力活動を継続的に監視し、ランサムウェアがエンドポイントやサーバーに侵入する前に悪意のある活動を警告またはブロックします。
CipherTrust Transparent Encryptionは、CipherTrust Cloud Key Management (CCKM) as-a-Serviceでの提供に続き、CipherTrust Data Security Platform as-a-Serviceからも提供されます。これにより、企業は複数のパブリッククラウドやSaaS環境で暗号鍵を一元的に保護、管理、制御することができます。
様々なクラウドプラットフォームへのアプリケーションやワークロードの移行に伴い、管理の複雑さが増すだけでなく、脅威やデータ漏洩のリスクも高まっています。企業は平均84のSaaSアプリケーションを使用しています。さらに、2024年度版「クラウドセキュリティ調査」によると、半数以上のIT専門家が、マルチクラウド/ハイブリッド環境でのプライバシーおよびデータ保護に関する規制対応は、オンプレミス環境に比べてより複雑であると考えています。
この度の新機能により、タレスは既存のSaaSベースの鍵管理サービスを拡張し、企業がオンプレミスソリューションを超えたデータの暗号化や保護、アクセスポリシーを展開できるよう支援します。
タレスのデータセキュリティ製品担当バイスプレジデントであるTodd Mooreは、次のように述べています。「CipherTrust Data Security Platformの新機能により、タレスは複数のシステムや環境にまたがるデータを効果的に保護するためのデータセキュリティサービスの導入、および活用方法に関する柔軟な選択肢を顧客に提供します。企業はハードウェアやソフトウェアに追加投資することなく、中断のないシームレスなアップデートを実行できるようになります。また、ビジネス需要に応じた拡張が可能となり、セキュリティ分野でのスキルギャップを解消しつつ、新たなデータセキュリティを迅速かつコスト効率良く展開できます」
CipherTrust Data Security Platform as-a-Serviceは、ITセキュリティチームが暗号化と鍵管理を簡単に利用、導入、管理できるよう支援します。また、所有コストを削減し、導入時間を短縮するとともに、深刻化する熟練IT人材不足への対応を支援します。
幅広いデータセキュリティサービスを提供するクラウドベースのオンラインマーケットプレイスであるThales Data Protection on Demand Marketplaceにて、CipherTrust Data Security Platform as-a-Serviceへのお申込みが可能です。