SafeNetのハードウェアセキュリティモジュール(HSM)は、デジタル署名の中心となる暗号鍵を物理的および論理的に保護する専用システムです。
電子請求書の発行にあたりHSMは次のように使用されます。
- 電子請求書は安全な秘密署名鍵によってデジタル署名され、これには認証局の管理タスクを実行できるHSMが必要となります。
- HSMは鍵のライフサイクル全体を通して、アプライアンスの安全な範囲内に鍵を保存します。
- HSMを使用することでデジタル認証された請求書を保護し、認証者のIDを請求書に暗号によってバインドすることができます。
HSMは暗号鍵を一元化され強化されたデバイスに保存することで、暗号鍵を安全性の低い他のプラットフォームに保存することに伴うリスクを排除します。さらにこの一元化により、セキュリティ管理を大幅に効率化することができます。