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SafeNet eToken 5300シリーズ

PKIベースの多要素認証システム

従業員の多くが移動しながら働き、モビリティが重要となっている今日、エンタープライズITではセキュリティと利便性のバランスを慎重にとる必要があります。組織は、不要な侵入者がネットワークやIDにアクセスするのを防ぐ唯一の保護手段として、単純なユーザー名とパスワードでは十分でないと不安に感じています。そのため、安全なデジタル環境を維持するための強力なセキュリティを提供するために、ますます多くの企業が公開鍵基盤(PKI)を頼るようになっています。

超安全なMFA — ポータブルなフォームファクタ

SafeNet eToken 5300シリーズは、従業員にとって便利なソリューションを維持しながら、PKIの軍用グレードのセキュリティを展開したいと考えている企業にとって理想的なソリューションです。このトークンは存在検出機能を備えたコンパクトな耐タンパUSBで、認証の3番目の要素を作成します。所持情報(物理的なトークン)、知識情報(PIN)、生体情報(トークンにタッチ)による認証が可能になります。SafeNet eToken 5300シリーズには、最先端の新しいデザインと耐久性のあるプラスチックを採用した2つのトークンが揃っています。

SafeNet eToken 5300は次の2種類のサイズで展開:

  • ミニは新しいデザインで、カスタムロゴや会社名を入れられるスペースが豊富にあります。
  • ミクロは業界最小のUSBフォームファクタで、トークンをポートに継続的に接続したままにしておきたいユーザーに最適です(USB RFドングルと同様)。

SafeNet eToken 5300-Cは次の1種類のサイズで展開:

この新登場のトークンは、USB-Cコネクタをサポートする初のeトークンです。SafeNet eToken 5300-Cにはこれまでにないデザインを採用しており、カスタムロゴや会社名を入れることができます。

SafeNet eToken 5300シリーズは、マルチアプリケーションの動的スマートカード機能を提供します。ネットワーク認証、デジタル署名、Eメール暗号化、公開鍵基盤(PKI)に基づくその他の高度なサービスなど、IDおよびアクセス管理アプリケーションの任意のUSB接続で使用できます。

SafeNet eToken 5300は、FIPS 140-2(ミニはレベル3、ミクロはレベル2)認証と、チップ境界でのコモンクライテリア EAL 6+認証を取得しています。

SafeNet eToken 5300-Cは、FIPS 140-2レベル3(SCチップおよびOS)認証と、チップ境界でのコモンクライテリア EAL 6 +認証を取得しています。

多目的シングルタッチ

SafeNet eToken 5300シリーズは、セキュリティと使いやすさを重視しているものの、複数のPINエントリやかさばるフォームファクタを使用せずに、使いやすく摩擦のないソリューションを従業員に提供したい企業に最適です。存在検出機能により、エンタープライズITは、ログオン時にのみユーザーPINを要求することで、従業員のユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。これにより、従業員はトークンのセンサーに触れるだけで、文書へのデジタル署名やEメールの暗号化など、PKIの高度な機能を使用できます。

このように、従業員はトークンのセンサーに触れるだけで文書のデジタル署名やEメールの暗号化といったPKIの高度な機能を使用できるため、ユーザーはPINを何度も入力する必要がありません。

高度なPKIのメリット

SafeNet eToken 5300(ミニおよびマイクロフォームファクター)はSafeNet 認証クライアント(10.5)によって、SafeNet eToken 5300-CはSafeNet 認証クライアント(10.8)によってサポートされ、完全なローカル管理や高度なトークン管理、イベント、デプロイをサポートします。このように、従業員はトークンのセンサーに触れるだけで文書のデジタル署名やEメールの暗号化といったPKIの高度な機能を使用できるため、ユーザーはPINを何度も入力する必要がありません。

製品概要のダウンロード

  • メリット
  • 仕様
  • サポートされているアプリケーション
  • 従業員やパートナーによる社内リソースへのアクセスをセキュアに保護することにより生産性が向上
  • 存在検出センサーでセキュリティ機能を追加
  • デジタル署名やプリブート認証など、高度な証明書ベースのアプリケーションの利用が可能
  • オンボードのJavaアプレットを用いてセキュリティアプリケーションを拡張

技術仕様

 

SafeNet eToken 5300 MiniおよびMicro

SafeNet eToken 5300-C

サポートされているOS

Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012および2012 R2、Windows10から21H1までWindows8.1、Windows 8、Mac OS、Linux

Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012および2012 R2、Windows10(21H1まで)、Windows8.1、Windows 8、Mac OS、Linux

サポートされているAPIおよび規格

  • PKCS#11、Microsoft CAPIおよびCNG(CSP、KSP)、Mac CTK

  • PC/SC、X.509 v3証明書ストレージ、TLS 1.2および1.3、

  • IPSec/IKE

  • PKCS#11、Microsoft CAPIおよびCNG(CSP、KSP)、Mac CTK

  • PC/SC、X.509 v3証明書ストレージ、TLS 1.2および1.3、

  • IPSec/IKE

メモリ容量

80K

80K

オンボードのセキュリティアルゴリズム

  • ハッシュ:SHA-256、384、512

  • RSA:2048(SafeNet eToken 5300の場合)

  • 楕円曲線:P-256、P-384およびP-52、ECDSA、ECDH

  • ハッシュ:SHA-256、384、512

  • RSA:最大4096(SafeNet eToken5300-Cの場合)

  • 楕円曲線:P-256、P-384およびP-52、ECDSA、ECDH

 

 

SafeNet eToken
5300 ミニ

SafeNet eToken
5300 ミクロ

SafeNet eToken
5300-C

セキュリティ規格認定

FIPS 140-2 レベル3

FIPS 140-2 レベル2

FIPS 140-2 レベル3(SCチップおよびOS)

寸法

40.5mm*16mm*8mm

18mm *12mm*4.5mm

36.8mm*12.2mm*6.4mm

サポートされているISO規格

ISO 7816-1~4の規格をサポート

動作周囲温度

0ºC~70ºC

保管温度

-40ºC~85º C

湿度定格

0~100%(結露なし)

耐水
保証

IP X7 – IEC 529

USBコネクタ

USBタイプA、USB 1.1および 2.0をサポート(フルスピードおよびハイスピード)

USB タイプC

ケーシング

ハード成型プラスチック、耐タンパー性

メモリ データ保持期間

10 年以上

メモリセル再書き込み回数

500,000回以上

  • VPNとWebポータルへの安全なリモートアクセス
  • セキュアなネットワークログオン
  • メール暗号化
  • デジタル署名
  • プリブート認証