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Sentinel クラウドサービスレベル契約

本Sentinelクラウドサービスレベル契約(以下「本SLA」といいます)は、タレスおよびその関連会社(以下「SafeNet社」、「当社」といいます)とお客様(以下「お客様」といいます)との間のSentinel契約の条件に基づき、お客様またはお客様が代表する法人による該当製品およびサービス(以下に記載します)の使用に関して規定するものです。ここに別段の定めがない限り、本SLAはSentinel契約の条件に従うものとします。タレスは、本SLAの条件を予告なく変更および修正する権利を有します。

該当製品・サービス

  • EMS Enterprise as a Service (EMSaaS)
  • Sentinel® Up
  • Sentinel® LDK as a Service (LDKaaS)
  • Sentinel® Cloud Licensing Add-on for RMS Software (SCL)
  • ESD as a Service Add-On to EMS
  • Enhanced Customer Portal Hosting
  • Enhanced Partner Portal Hosting

1.サービスレベル契約(SLA)タレスは本番インスタンス において、99.99%以上の月間稼働率(以下に定義します)を保証します(以下「サービスコミットメント」といいます)。本サービスがサービスコミットメントを満たさない場合、お客様は以下の通りサービスクレジットを受けることができます。非本番インスタンス(開発/テスト目的で提供される追加インスタンス)については、保証されません。

2.サービスクレジット. 保証されたレベルの月間稼働率(以下に定義します)が提供されない場合、ライセンシーは、本契約の該当する手続きに従って、サービスクレジットを受ける権利を有します。当月の月間稼働率が99.5%以上であった場合、サービスクレジットは該当する月額料金の10%となります。当月の月間稼働率が99.5%未満であった場合、サービスクレジットは該当する月額料金の25%となります。

3. 「月間稼働率とは、暦月の総分数から暦月のすべてのダウンタイム期間に発生したダウンタイム分数を差し引き、暦月の総分数で割った数値のことです。ダウンタイムとは、ライセンシーアプリケーションがSentinelサービスと通信できない時間のことを指します。

4.除外事項. 本SLAおよび該当するサービスレベルは、以下に起因するパフォーマンスまたは可用性の問題には適用されません。

(i) 本契約の不可抗力条項の対象となる状況、電気通信または第三者サービスの利用不能・中断・遅延、ウイルス攻撃、サービス拒否攻撃、ハッカー、本サービスレベル保証の提供に使用される材料または消耗品をタレスが入手できないこと

(ii) 定期保守、緊急保守、システム更新

(iii) ライセンシーの作為または不作為(またはお客様が関与もしくは承認した他者の作為または不作為)。これには、カスタムスクリプトまたはコーディング、あらゆる過失、故意の違法行為、または本契約に違反したお客様のアカウントの使用を含みますが、これらに限定されません。

(iv) 影響を受けるサーバーをお客様と共有するエンドユーザーまたは他のお客様の作為または不作為(または他のお客様によって関与または承認された他のお客様の作為または不作為)。これには、カスタムスクリプトまたはコーディング、ライセンシー、エンドユーザーまたは他のお客様がSentinelサービスに提出した誤った入力または指示、あらゆる怠慢、故意の不法行為、本契約に違反するお客様のアカウントの使用を含みますが、これらに限定されません。

(iv) インターネット上の他の場所で発生した障害により、アカウントへのアクセスに支障が生じた場合。タレスは、他の人が引き続きアクセスできる場合に、ライセンシーまたはエンドユーザーのアカウントがアクセス不能に見えるブラウザー、DNS、またはその他のキャッシュについて、責任を負わないものとします。タレスは、タレスの管理下にあると見なされるインターネット上の以下の領域のみを保証します。(A) タレスサーバーのインターネットへのリンク、(B) タレスのルーター、(C) タレスのサーバー自体。

(v) システムの制限を超えるシステムリソースに対するお客様主導の要求増加による操作不能。現在のシステム制限については、https://supportportal.gemalto.com/csm?id=kb_article_view&sys_kb_id=14afb8fd4f50bb8c102400818110c7d1&sysparm_article=KB0018630に定められています。

(vi) APIリクエストの最大数、または同時APIリクエストの最大数を超過したことによる操作不能。現在の制限については、https://supportportal.gemalto.com/csm?id=kb_article_view&sys_kb_id=14afb8fd4f50bb8c102400818110c7d1&sysparm_article=KB0018630に定められています。

(vii) タレスが実行環境で必要な変更を実施した後、お客様が、サービスレベルを維持するために必要な範囲で、タレスが書面で合理的に推奨するソフトウェアの変更を実施しなかったことによる問題。

(viii) お客様が要求される構成に従わなかった、サポートされるプラットフォームを使用しなかった、またはタレスが定めるSentinelサービスの特徴および機能性と矛盾する方法でSentinelサービスを使用したことの結果。これらの要件に関する最新資料は、https://docs.sentinel.gemalto.com/home.htmでご覧いただけます。